シャコバサボテンの花が咲き始めました。けな気なこの老木は冬になると決まって緑色の扁平で角がある垂れ下がった葉の先端から豆粒のような芽を出し、少しずつゝ大きくなって行きやがてうっすらとピンク色となり、紅色に染まって行きます。比較的大きな鉢(直径20cm位、高さ約30cm)に植えられたこの植物は鉢を覆うかの様に花が垂れ下がり部屋全体を明るくしています。人間達は季節を忘れても植物たちはしっかりと時が来れば花を咲かせ、その後に落花させそして何事もなかったかの様に次の季節を待ち続けています。私には何か心が揺さぶれれる感じが湧いてくるようでした。