夏季オリンピックがパリで開催されました。日本とパリの時差は約7時間ですのでパリでは午後7時半ですが、日本では夜中の2時半から開会式が行われました。私は起きていたのでテレビを観ていました。パリ大会の開会式はセーヌ川とその周辺で行われ、今までの五輪と異なり選手団は競技場ではなく船でセーヌ川を行進しました。そして聖火は大会競技場ではなく地下鉄から地下道を通り、船でセーヌ川から運ばれ１８８９年のパリ万国博覧会を記念して建てられたエッフェル塔（世界文化遺産）に到着しその後、ランナーが陸路を運び広場で聖火台（といっても気球の底面）に点火しました。やがて、気球が舞い上がり固定された上空から聖火として照らしました。今回のパリ大会の開会式は斬新なアイデアであり豪華さや盛大さは見られ無いものの、五輪の堅実な精神に基づいたものだと思いました。私は毎日をあくせくと過ごしていましたのでオリンピックといってもピンと来なかったのですが、何か元気が出そうな気持になって来ました。オリンピックは人々を夢中にさせ、世界中を盛り上げてくれる不思議な大会なのだと思いました。