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春よ来い

[2023.02.20]

 二十四節気の一つである雨水も過ぎて、春の足音が近くに聞こえるようです。太平洋側では春一番の南風が吹いたとの知らせも届いています。まだ空気は冷たく感じますが、光は少しずつまばゆさを増していくようです。「梅一輪一輪ほどの暖かさ」という松尾芭蕉の弟子服部嵐雪の句があります。梅は春に先駆け厳しい寒さの中で花を咲かせます。その梅に心までが楽しく暖かくなるという意味だそうです。二月は冬から春へ生命の再生であり、新しい時代への踏み出しです。今までの暗い世情から明るい未来が見えてくる世の中になって欲しいと思います。

 

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