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火星と地球

[2022.03.04]

 太陽の周りを巡る惑星は順に水星、金星、地球となり次が火星となります。すなわち地球の隣が火星であり太陽からの距離は地球の1.5倍で、太陽の明るさは火星から見ると約半分となります。火星の大きさは地球の半分で重力も弱く平均気温はマイナス58度で大気の主成分は二酸化炭素です。気圧が低いため水は存在せず大地は赤茶色の酸化鉄で酸素は存在しません。そして火星の全表面積は地球の陸地の全表面積と等しく自転周期も地球と同じくほぼ24時間で公転周期は地球の2倍近いので季節も2倍の長さになります。その様な火星にも40憶年前には湖や海があり1万年以上続いていました。それが消失した原因としては地球では核(コア)のの中で液体の鉄が対流しその電磁誘導によって地場ができていますが、火星では液体の鉄の対流が止まってしまい海が失われることで太陽風が直接吹き付け、大気中の水素が宇宙空間に失われて砂漠の様な大地となりました。赤い火星と比べ水と酸素が豊富にある地球は青く輝いています。生命を育むことのできる奇跡の様なこの地球に存在する我々は、無意味な戦争や侵略を決して行ってならないと思います。

 

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