今日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。成年とは人が成長して完全な行為能力を有するに至る年齢とされ、明治9年に20歳と定められたそうです。起源は元服に相当し元とは首（こうべ）、服とは冠を意味しました。成年の象徴として冠を加え、髪型、服装を改めることで社会的に一人前の扱いを受け15、16歳ぐらいでした。今、新たに約230万人の18、19歳が一斉に成人となるそうです。この人達はどのような気持ちなのでしょうか？自分が成年となり成人式を迎えた時は大人になる不安が有ったように思います。ピーターパン症候群というか大人になる実感がわかず、このままでいたいという気持ちが大きかったと思います。「20歳（はたち）になれば」という桜田淳子が歌った曲は御存じでしょうか。♪まって下さい20才になるまで・・・19のうちに19のうちに20才になればひとりで歩く♪という歌詞があります。何となく切ない気持ちが込められている様です。でも、今の社会に満たされない気持ちを持っている若者には、自分の責任と社会の役割を自覚して少子高齢社会を変革して行って欲しいと思いますし、チャンスだろうと思います。