昨日までの雨が止み、今日は眩しいくらいの光が射しています。でも、朝方は風も強かったせいか肌寒く感じられ桜の花びらが降り注ぐかのように散っていました。古今集の撰者で百人一首にある紀友則の和歌に「ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心(しづごころ)無く 花の散るらむ」があります。恐らくこの様な情景だったのだろうと思いました。車の窓から眺めていると、犀川に架かる橋の上から一列に立ち並ぶ満開の桜を写真に撮っている人を見かけました。 そして、新学期となり小さな子供たちが黄色い帽子を被り連れ立って登校する様子は、ひよこが連れ立って歩いているかの様でした。