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風待ち草

[2025.03.06]

 風待ち草とは梅の異称で、春になると東方から吹いてくる風すなわち春風を待ち、開花する梅の花を指します。厳寒の中で咲く花の凛とした姿から花言葉は「高潔」「澄んだ心」とされ、特に香り高い白梅には清楚な気品があります。また、梅の花は他の春の花に先駆けて咲くところから「花の兄」とも呼ばれています。でも、今年は2月に強い寒波が長く居座った影響からか全国的にも梅の開花は遅れているようです。-東風(こち)吹かば匂いおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて 春を忘るな-はご存じ菅原道真が大宰府へ太宰権帥(ごんのそち)として左遷された時に詠んだ和歌です。その後、梅の木が菅原道真を慕い京から大宰府の庭まで飛来して根付いたとされる伝説に基づき「飛び梅」と言う名前が付けられ、その名前の地名は金沢にあります。道真を彷彿とさせる梅の花は正に「高潔」という花言葉にぴったりですね。

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